いい人に恋してます。

「白石っ!」

「かし、わぎさんっ。」

柏木さんが、息を切らして駆けつけて来てくれた。

本当に、来てくれた。

あんなに冷たかった身体に熱が戻る。

温かい。

気がつくと、私は柏木さんの広くて逞しい胸の中にいた。