You…

「え?俺をっすか?」

「ああ。とりあえず、行ってこい」

「はい!」


晃はクーラーバックを軽々と肩に担いで、駆け足で行ってしまった。


その場に残されたのは、あたし、優花、瀬川先輩。


「…えっと、名前聞いてもいい?」

瀬川先輩は、あたしたちに顔を向ける。


「菊池奈々です」

「井上優花です」


晃よりも背の高い瀬川先輩に少しドキドキしながら、自己紹介をした。