You…

「…ああ、まぁ……」


ご飯を食べる気になれない。


「今日は奈々ちゃんに、これを渡そうと思って…」


そう言って、晃のお母さんは手に持っていた紙袋をあたしに差し出した。


茶色っぽい、英語の書かれた紙袋。

どこかで見たことあるような…。


「晃が亡くなったあの日…。晃が持っていたバッグの中に入ってたの」


紙袋の中に、なにか入っている。


それを取り出した瞬間…。