You…

そこを、冷たい風が吹き抜ける。


「さ…寒いね」

「ああ」


…会話が続かない。


さっきまでいい天気だったのに、いつの間にか曇り空になっていた。


「寒いし、戻ろっか…」


ここにいても、会話に困るだけ。

やっぱり、そんなすぐには元どおりにならないよ…。


あたしは、スカートをはたく。


すると…。


「まだ戻らねぇ」


後ろから声がした。