You…

温かいからと言っても、風が吹いたら寒い。

屋上には、あたしたち以外だれもいなかった。


あたしたちは適当に場所を決めると、それぞれのお弁当を広げた。


「ちょっと寒いけど、空気が澄んでて気持ちいいね」


優花があたしと晃とを仲立ちするかのように、間に座って話を進める。

あたしは、そんな優花の話に相づちをするので精一杯だった。


なぜなら、…すぐそばには晃。