You…

「…え、あたし?」

「晃くんの気持ちに気づいたから、瀬川先輩と別れたんじゃないの…?」


…そうだ。

優花の言う通り…。


「だから、奈々も怖がらないで。晃くんと向き合って。そうしたら、きっと大丈夫だから」


そう言って、優花はあたしの手を握った。

その手は、温かくて、力強くて…。


まるで、勇気を分け与えてくれているかのようだった。



その次の週。