You…

…前までは、瀬川先輩だったのに。


そこへ…。


「奈々…?」


自分の名前が呼ばれ、驚いて振り返ると…。


それは、今あたしが広いグラウンドで探していたはずの…晃だった。


「どうしたんだよ、こんなところで?もしかして、今…帰り?」

「…そうなの。先生に雑用頼まれちゃって」

「ああ、なんか帰りに話してたな。雑用は終わったのか?」

「うんっ…。ノート運ぶだけだったから」