瀬川先輩からのLINE…。


昨日の夜付き合ってから、あたしたちは前以上に頻繁にLINEをするようになっていた。


そんな瀬川先輩のLINEを見て、ニヤニヤしてしまつていたのか…。


「もしかして、瀬川先輩っ?」

優花が顔を覗き込んできた。


「あ…バレた?」

「うん。奈々、顔に出すぎだからっ」


あたしと優花は顔を見合わせて笑う。



しばらくして、バスは走り出した。