部活のときのジャージの先輩もかっこいいけど、制服姿もまた新鮮…。


「家まで送るよっ」

「いいんですか?」

「もちろん!」


嬉しいことに、瀬川先輩が家まで送ってくれることとなった。



先輩が自転車を押して、あたしがその隣を歩く。


いつもと同じ帰り道なのに、瀬川先輩といっしょにいると、あっという間に家に着いてしまった。


まだ瀬川先輩と話したいこと、たくさんあるのにっ…。