好き、でした (完)

(杏子side)

それって、、私のせいだよね?


瑠李は、私の思いを知ってて。


そっか、そっか。。


「優くん。私、優くんのこと好きだよ」

「え、?」

「だから、本当は喜びたい状況なんだろうね。

でも、私は瑠李の親友だから。

返事はいらないよ。」


「俺、…っ」


「優くん、瑠李は私の気持ちに気づいてたんじゃないかな?

瑠李が、気持ちも知らないで…そんなこと言う人には思えない。」


目を見開いた優くん。