キミの一番になりたい

 
眩しい。もう朝?


カーテンで閉めきられていない部屋は太陽の光がほとんど中まで入ってきていて、掛け布団をかけていなかったけど私の体は暖まっていた。



まだはっきりとしない意識をフルに動かす。




そうだ。私あれからすぐ寝ちゃったんだっけ。


私は着ている制服をじーっと見つめ、昨日の事を思い出すとまだ涙が出てくる。


ポタリ、ポタリとそれはシーツに染みを作った。




私は毛布をかけてうずくまる。

……学校行きたくないな。



でも、圭太や理乃に心配かけたくないし……





その時、


ーーピロリロ、ピロリロ……



机の上にあるスマホが鳴っている。

手を伸ばしてディスプレイを見ると理乃からだった。




『もしもし。莉子、今日学校来ないの?』



もう授業が始まりそうな時間だ。

連絡のない私を心配してくれたのだろう。



「……ック……り、のぉ……」


『泣いてるの?何かあった?』