キミの一番になりたい

 
圭太なりに私の事を元気づけようとしてくれているのがわかり、目頭が熱くなる。



「うん。観に行こうかな」


少しは気も紛れるかもしれない。

颯のことは今は何も考えたくないし。



「じゃあ。早く中入れよ」


「うん。バイバイ」



私が玄関のドアを閉めるまで圭太はずっと見送っていた。






二階の自分の部屋の窓から外を覗くと、もう圭太はいなかった。


電気もつけず私はそのままベッドに倒れこむ。


なんか今日は疲れちゃった。

瞼を閉じれば、私はいつの間にか眠りに落ちていった。










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「ぅ、ん?」


窓からの光で目を覚ます。