反対されたらどうしようって。
だって親友には一番に応援してもらいたいから。
「よかったじゃん、おめでとう!」
「へ?」
喜びの言葉と私の頭を撫でる優しい手の温もりが伝わってきた。
「付き合うこと賛成してくれるの?」
「反対する理由ないでしょ?
どれだけ莉子が永瀬のことを好きか側にいればわかるもの。だけど……」
まだ何かあるの?
嬉しさから一気に不安へと変わっていく。
次の言葉が出てくる前にゴクンと唾を飲み込んだ。
「もし、莉子を泣かせるようなら絶対許さないんだから!」
「理乃っ~~!」
感動しすぎて思わず理乃に抱きついた。
私の事をここまで考えてくれる人は他にいないだろう。
理乃は『ハイハイ』って背中を擦ってくれている。
ありがとう。
私、頑張るからね。



