キミの一番になりたい

 
いなくなった後もしばらく茫然としていた私。




うそ……、颯のアドレス。


スマホをいじってディスプレイを見ると、そこには『永瀬颯』の文字とTEL&アドレスが載っていた。



嬉しいっ!


まさかこんな形でゲットできると思っていなかったので、つい顔がにやけてしまう。



これで一週間、いや一ヵ月は頑張れそうだ。




しかも、颯のカーディガンも‼



あったかーいっ!


もう幸せっ♪






んぃ"!?


そんな感情に浸っていると足の痛みで現実に引き戻された。



そっか、私怪我してたんだっけ。


いい加減忘れるなっつーの!



自分自身に呆れながらも痛む所に手を添えてそっと靴下を脱いでみると、肌が青紫色に変色している。


うっわー、スゴい色。



自分の足だけど、見ているだけで顔が引きつりそうだ。




私は足に響かないようにゆっくり靴下を元に戻した。