キミの一番になりたい

 

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私は手摺りに掴まりながら階段を一段一段ゆっくりと上っていた。


痛ッ‼


あまりの痛さに歩くのもままならない。



あいつ等絶対許さないんだから‼


私は右足を引きずるようにして歩いた。







あの時、掃除の最中だったのか彼女たちの手にはモップが握られていて。


案の定ボコボコに叩かれた。


まさかそんな事をすると思わなかったから、油断してモップには全然気がつかなかったんだ。



私の怪我は、一発目にやられた右足首と後は数ヶ所に痣。

右足首は捻挫かもしれない。



かなり痛い。

でも道具を使うなんて卑怯すぎる。



怒りと悔しさでイライラは最高潮だった。







……颯、もう帰っちゃったよね。


外はもう暗く、時計の針は18時を過ぎていた。