深夜0時、キミと待ち合わせ。

眠ってはいないみたい。

暇そうに、図書館の中をキョロキョロ見回しているだけ。

何か探してるのかな。

もしかして、カップルの密会を……。


「……」


また思い出してしまった。

本!本だってば。
私がここにいる理由は!

だから集中を……――


バチンッ!


「わっ、ひゃあ!?」


突然視界が真っ暗になって、思わず悲鳴を上げた。


「あれ?」


真夜中くんは、動じることなく、のんきな声を出している。


停電……?