深夜0時、キミと待ち合わせ。

……やっぱり、猫だ。

気まぐれに私を惑わす。

この発言に深い意味はないんだから、一々反応しちゃいけない。


本を読もう。うん。

さっき本棚の前で試し読みした時は、結構面白くなりそうな始まり方だった。


ページをめくる。

パラッ。

紙と紙がこすれる音。
好きだな……、これ。


「うーん……」

「っ……」


真夜中くんが、うなりながら私の肩の上で、ごろんと頭の向きを変える。

集中できない……!