深夜0時、キミと待ち合わせ。

「ちょっ……と、こ、こら……!」


有無を言わさず、真夜中くんは当たり前のように私の肩に自分の方を乗せる。


「授業中にも、無言ちゃんが肩貸してくれれば、すっごいよく寝られんだけどな」

「絶対いや……」


というか、肩を貸さなくても、いつもすっごいよく寝ているように見えるのですが。


「真夜中くん、好きな人いるって言ったのに」

「言ったね」

「他の女子に、こんなことするの、どうかと思う……」

「うん、ごめん」


棒読み……。


こんなことを言わなくたって、本当は知ってる。

何度も何度も思い知ったこと。

彼は、私に興味が無い。
だから、平気でこんなことが出来る。

分かっていたことなのに……。

今は、ちょっとだけ苦しい。