深夜0時、キミと待ち合わせ。

意味が分からない。

脳内がハテナだらけの私を前に、真夜中くんはひとりで納得している。


「無言ちゃん、そっち行っていい?」

「えっ?」


了承も拒否もしていないのに、真夜中くんはさっさと私の隣の席に移動してくる。


「えっ、ちょ、なんで?」

「大丈夫、変なことしないから」

「……大体、変なことする人は、最初にそう言うんです……」

「無言ちゃんさぁ、いつもどんな本読んでんの?」

「!!」


私はとっさに口を手で塞いだ。