深夜0時、キミと待ち合わせ。

「そういえばさ、無言ちゃん、同室の子と上手くやれてんの?友達いないのに、女子と一緒の部屋で大丈夫?」


今、さらっと「友達いない」とか言われた……。

悪気はないんだろうな。普通の調子で言ったから。


「大丈夫。違うクラスの子なんだけど、すごくいい子……。「紗帆ちゃん」って呼んでくれるの。私はまだ、話す時に緊張しちゃうんだけど」

「よかったね」

「うん……」


やっぱり、この人は悪気はないらしい。

「よかったね」って、優しい瞳で、うなずいてくれた。