深夜0時、キミと待ち合わせ。



放課後になり、寮に帰ると、部屋にはすでに柿崎さんがいた。

ベッドにころんと寝転がり、スマホとにらめっこをしている。


「た、ただいま……」

「おかえりなさーい、紗帆ちゃんっ。ちょうどよかった。見て、これぇ」

「?」


スマホ画面を掲げられ、私はかばんを置いてから柿崎さんに近づいた。

……時計?


「紗帆ちゃん、ごめんね、いつも起こしてもらって。ののね、紗帆ちゃんに朝起こしてもらえればそれでいいやって甘えてたのね。反省したの」

「?……はい」

「友達にもね、彼氏と夜までイチャつくのやめればいいだけって言われたんだけど、それだけは無理なの。嫌なの。ありえないの」

「うん……?」