深夜0時、キミと待ち合わせ。

「……え?」


自分の腕の先を辿って見てみると、しっかりと手でつかまれていた。
真夜中くんに。


「は、離……っ!」


引っ張ってみても、もう片手で引き剥がそうとしても、接着剤で付いているかのように離れない。


「私、授業が……――っ」


自分の方に力いっぱい引いたはずだったのに、なぜか私は真夜中くんの体に倒れ込んでしまった。

今、手を引かれたような……。