深夜0時、キミと待ち合わせ。

頬から手が離され、同じ手でそこを撫でられる。


「赤くなってる。痛かった?」

「……大丈夫」


一瞬、頬が赤くなってる本当の理由を当てられたかと思った。

つねられたからってことにしておこう……。


「もう、真夜中くんには図書館で会えないんだと思ってた……」

「何回言ったら分かんの?俺は、無言ちゃんに会いにここに来てるって言ったじゃん。好きでもないのにそんなこと言わないし」

「…………」


そんなにスラスラとすごいことを言われると、1文字すら発することも難しい。