深夜0時、キミと待ち合わせ。

通学路を走って、寮にかばんを置くこともしないで、まっすぐ図書館へ。


3階建ての、大きな建物を見上げる。


重たい扉を両手で開けると、いつも通りの古い本のにおいがした。


早く会いたい。


静かな空間では、私の足音だけが響く。

図書館では、静かにするもの。

だけど、今日だけは、ごめんなさい。


私は、3階までの階段を走って上った。