深夜0時、キミと待ち合わせ。

「紗帆ちゃん、今どこにいるの?」

「私はまだ学校……、教室に……」

「わかった!」

「えっ……」


電話をかけてきた理由は何も言わず、柿崎さん側から通話が終了された。

てっきり、告白された結果報告なのかと……。

スマホを机に置く。

すると、廊下から、誰かが走っている足音が聞こえてきた。

バタバタと忙しない。

どんどん近づいている。

運動部の練習とか?

そう思っていたら、


「紗帆ちゃんっ!」


教室に、柿崎さんが飛び込んできた。