深夜0時、キミと待ち合わせ。

座り込んだまま動けない私の正面に、床に手をついた真夜中くんがいて。

教科書とノートが散らばっている。


「無言ちゃん」

「は……い……?」


きっと、この教室の外では、ガヤガヤと騒がしいのだろう。

自分の心音で、周りの音が聞こえない。


真夜中くんの瞳に、私が写っている。

私の瞳にも、きっと。

ふたりきり……だから。


顔がどんどん近づいてくる。

散々、物語で読んだ、その続き。

この先は……――