深夜0時、キミと待ち合わせ。

それは、少しでも私のことを想っていてくれたから?

嬉しい……のに。


「柿崎のことは、夜さえ我慢してればそれで済んだ。でも、無言ちゃんが図書館に来なくなってから、いつも眠れなくて」


こんな、恋の告白のようなセリフを、頬を染めた好きな人から聞かされる。

このまま黙って聞いていれば、幸せなのかもしれない。


「ずっと気になって、考えすぎて、結構キツい。今日鈴木と一緒にいるところとか、やばかった」


私さえ黙っていれば。

……だけど。