深夜0時、キミと待ち合わせ。

慰める方法が思いつかない。

どうすれば苦しくない?

楽になる?


考えても分からなくて、私は真夜中くんの頭に手を伸ばした。

子供っぽい考え方かもしれないけど。

そっと触れるように、撫でる。

細くて、髪の毛まで猫みたい。


緊張しながら頭を撫でる私を見上げて、真夜中くんはニコッと笑った。


「無言ちゃんがここに来た時、いい暇つぶしになると思った。ここだと静かすぎて、……まぁ、たまに変な声は聞こえるんだけど。ひとりだと余計に考えすぎてたからさ。
そばに人がいるだけで、結構紛れるから助かった。
別に、たまたまそこにいただけで……、そばにいるのは無言ちゃんじゃなくてもよかったんだ」


真夜中くんの言葉は、胸に何度も刺さってきて、痛かった。

でも、違う。
今傷ついているのは、私じゃない。

だから、零れないで、涙。