深夜0時、キミと待ち合わせ。

同じ話を柿崎さんに聞いた時とは、全然違う。

私が自分から言い出したことなのに、真夜中くんの口から聞くのが怖い……。


本当に、お互いの顔を見ていない状況で、よかった。

この涙目も、今ならごまかせる。


「でも、俺だけじゃなかった。佐伯も、柿崎が好きだった。佐伯に、柿崎とのこと協力して欲しいって言われて、俺は拒否んなかったんだ」

「どうして?」

「さぁ……、何でだろ。俺は、3人で一緒にいる方が好きだったからかも」

「……」


見たことがないのに、3人の中学時代が脳裏に浮かび上がった。

皆、今より少しだけ幼くて、柿崎さんは変わらず明るくて、佐伯くんは呆れたように笑って、昼間でも眠らない真夜中くん。

私は、そこにいない。