深夜0時、キミと待ち合わせ。

「中学の時、隣の席だったって柿崎さんに聞いたよ。佐伯くんもすぐ前の席にいたって……」


真夜中くんは、出鼻をくじかれたように苦く笑って、深く息を吐いた。


「そっか、そこまで知ってるなら早い。そう、それでよく佐伯とも柿崎ともよく話すようになって、……俺は結構自然な流れで柿崎のこと好きになった」


初めて聞いたはずの、真夜中くんの気持ち。

なのにこの既視感は、柿崎さんに聞いたものと同じだったから。

ふたりは、同時に恋におちていた。