深夜0時、キミと待ち合わせ。

「わ、私……、真夜中くんに告白したよね……?」


喉が渇く。
貼り付いて、痛い。


「だから、少しくらい聞く権利……ないかな?真夜中くんと柿崎さんの話……」


本当は、聞きたくない。

きっと辛くなるだけだから。


だけど、このままじゃもっと苦しい。

……前に進みたい。


「うん……」


そう言って真夜中くんは私の肩から手を離し、その代わりにとでも言うように私の手を取った。


これだけのことで、私はまた少し彼を好きになる。