深夜0時、キミと待ち合わせ。

「あ」

「?」


鈴木くんは、私の後ろを見て、変な声を出す。

パタパタと靴底が床を蹴る音が聞こえる。

誰かが後ろから走ってくるような。

振り向くと、そこには真夜中くん。


何でこんなところに……。


状況を把握出来ないまま、真夜中くんは苦しそうな表情で私の手を取り、強引に引いた。


「えっ、あ……!」

「おーい、真夜中!俺今度は何もしてねーからなー!」


戸惑う私の声に重なって、鈴木くんの抗議が遠くなっていく。