「えっと……、毎日あんまり元気ないみたい……です」
柿崎さんは、明るく振舞ってはくれるけれど、ふとした瞬間に遠い場所を見てため息をついている姿が何度か目に入った。
「そっか」
佐伯くんは深く息を吐いて、
「やっぱり俺のせいだよな」
ガシガシと頭を掻いた。
「あいつのこと泣かせたことなくてさ、すげー後悔して……。電話出ねーし避けられてるし、しかもクラス同じだからマジで地獄」
「……」
私はやっぱり、こんな時にかける上手い決め言葉のひとつも持っていない。
柿崎さんは、明るく振舞ってはくれるけれど、ふとした瞬間に遠い場所を見てため息をついている姿が何度か目に入った。
「そっか」
佐伯くんは深く息を吐いて、
「やっぱり俺のせいだよな」
ガシガシと頭を掻いた。
「あいつのこと泣かせたことなくてさ、すげー後悔して……。電話出ねーし避けられてるし、しかもクラス同じだからマジで地獄」
「……」
私はやっぱり、こんな時にかける上手い決め言葉のひとつも持っていない。



