その日は早退して、私は結局2日学校を休んだ。
朝と、学校から帰ってきてから、柿崎さんは寝込んでいる私に付きっきりで看病してくれた。
「紗帆ちゃん大丈夫?欲しいものない?ポカリいらない?」
「ありがとう……、大丈夫……」
私は恋敵のはずなのに柿崎さんはいつも優しくて、声をかけられるたびに目頭が熱くなった。
この優しい人に、本当に好きな人と幸せになってほしいと思った。
それなら、私は真夜中くんにフラれに行かなくちゃ……。
「あ……」
油断して、涙がポロッと零れ、枕を濡らした。
「どっ、どうしたの!苦しい?どこか痛い?あっ、氷枕変えてくるよ!」
「あっ……、ありがとう……」



