深夜0時、キミと待ち合わせ。

カーテンが閉まって、保健室内が静まり返った頃に、ようやく私はまぶたを開いた。


「っ……!」


口を覆って、少しも声が漏れないように力を込める。


何……、今の。


髪に触れて、大きな手が額を包んで……。


至近距離で声を聞いて、涙が出そう。

熱が上がる。


どうか、お願いだから。

夢じゃありませんように……。