深夜0時、キミと待ち合わせ。

「……彼女?」


先生が、聞きづらそうな様子で恐る恐る問いかける。


「違うけど」


答えは分かっていたものの、こんなにあっさりと否定されると、ドキドキした胸がきゅっと縮んでいくのを感じる。

なのに。


「違うけど……、もう少し顔見たくて」


そんな言葉で、甘い声で。

また勘違いをしてしまう。

勘違いじゃなかったら、よかったのに。


「先生、俺も一緒に寝てもいい?」

「い、いいわけないでしょ!」


さすが。
いつも突拍子のないことを言って、私を驚かせてくれる。

先生がどんな顔をしているのか、目に浮かぶ。