深夜0時、キミと待ち合わせ。

「あれ、新谷くんまだいたの?もういいのよ、授業に戻っても。運んできてくれてありがとうね」


そっか、やっぱりここまでは真夜中くんが連れてきてくれたんだ。

記憶がないのがちょっともったいないとか……思ったり。


口元がほころびそうになるのを、必死でこらえる。

私は、眠っている人。
言い聞かせる。


「んー、いいや、授業行かなくても」

「こら、サボっちゃダメでしょ」


先生の注意も聞かず、今度は私の額に手の平を乗せた。

こ、この人、心臓に悪いこといっぱいする……!


「まだ熱い」


熱を……計っているんですね……。

こんなことされていたら、いつまでたっても熱なんて下がらない。