深夜0時、キミと待ち合わせ。

何でこんなことを。


頭や額を撫でるわけでもなく、やわらかく髪の毛をつまむだけ。

この弱い刺激が、心臓にとても悪い。


今どんな顔をしているのか見たい。

目を開いて、見合わせて。

私もそこに手を伸ばしたい。



近づく足音を忘れていた。


「音無さん、どうかなー……?」

「!!」


またしても、過剰反応しなかった自分を褒めたい。

保健の女の先生が、私が寝ているベッドを囲むカーテンを少し開けて、覗き込んだらしい。