深夜0時、キミと待ち合わせ。

カクカク首を揺らしながら、眠っている。

相手が意識がないことに、私は少し安堵した。


そうだ、ちょっと思い出してきた。

体育の見学中、すごく体がだるくなって、……倒れたらしい。

ここにいるってことは、真夜中くんが運んできてくれたのかな。

まだ体操着着てる。

布団をめくれば、私も同じ格好をしていた。


「……」


告白の後、初めてまともに顔を見た。

真夜中くんが起きていたら、無理だったけれど。

もう少し、このまま……――


と、その時。

ガラッと保健室の扉が動く音がして、


「ん……」


真夜中くんが目を覚ましてしまい、私は慌てて狸寝入りを決めた。