あれ?
次に視界に飛び込んできたのは、体育館よりも大分近い、清潔感のある真っ白な天井だった。
蛍光灯?
そこで私は、自分が仰向けに寝ていることに気付いた。
背中全体に感じる、このふかふかなものは……ベッド?
なんで私、こんなところに。
入学してから初めて、身体測定以外で保健室のお世話になっている最中らしい。
ぼーっと靄(もや)がかかったような意識が、少しずつ晴れていく。
首だけでゆっくりと景色を巡らせると、
「――……っ」
ベッドの横には、椅子。
その上に座っているのは、……真夜中くん。
メニュー