深夜0時、キミと待ち合わせ。

見学なんだし、見ててもいいよね。

さっきから、何回も目が合ってる気がする。

でもきっと、気がするだけ……。


何だか本当に顔が熱い。

あ、真夜中くんがレシーブした。

フォームが綺麗。

そのままポーンと綺麗なカーブを描いて、他の男子が相手側のコートにレシーブ。

点が入った。
すごいなぁ……。

かっこいい……。

……あれ?

どうしたんだろう。

まだプレイ中の真夜中くんが、コートを抜けて、こっちに走ってくる。

苦しそうな顔。

シャッターが下りるように、視界が少しずつ黒に変わって、完全な闇に包まれた頃、私は意識を手放した。