深夜0時、キミと待ち合わせ。

体育館に行き、担当の先生に見学の断りを入れて、邪魔にならないように入口近くの壁に背を預けて座ることにした。


「あれっ、音無さん見学?」

「うん……、ちょっと頭が痛くて」

「大丈夫?無理しないでね」

「ありがとう……」


嬉しい。女子に声をかけてもらえた。

だから顔が熱いのかも。

ぽーっとする……。


男子と女子を体育館を半分に分けて、バレーボール。

見学にして、心から良かったと思う。

これは、私は完全に人様の足を引っ張る競技。


何で私、ここに座っちゃったんだろう。

私がいるのは、男子側。

ダメって言い聞かせても、目が彼を追いかける。