ベッドに並んで座って、ふたりの間に箱ティッシュを置いて、涙でびしょびしょになった使用済みティッシュが床に散乱する。
泣きながら、最初に話を始めたのは柿崎さん。
「紗帆ちゃんたちがいなくなってからね、タケくんと一緒にカラオケ行ったの。ここまでは全然良かったんだけど……」
ティッシュを1枚引き出し、柿崎さんは鼻をかむ。
「ののがね、歌わないのも喋らないのも変に思ったみたいで、タケくんが怒り出しちゃって……。ののは、紗帆ちゃんたちに何かあったのかと思って心配してただけだったのにー!信じてくれないの!最低!」
話を聞いていると、柿崎さんたちが喧嘩をしたのは、私たちに原因がある気がする。
「ごめんなさい……。私たちがいなくなったせいだよね……」
なのに、人の気も知らないで私は図書館で幸せを感じちゃったりとか……。
「違うの。そうじゃないの……。タケくんは、ののとレイジくんのことを疑ってるの」
「え?」



