深夜0時、キミと待ち合わせ。

真夜中くんは、私が泣き叫ぶ姿を、ポカーンと口を開いて見ている。


「もう……っ、言うつもりなんてなかったのに……!真夜中くんが、柿崎さんを好きだって知ってるから」

「なんで……」

「分かるよ!だってずっと私は真夜中くんのことを見てたから……――」


困惑した表情の真夜中くんが目に飛び込んできて、ようやくハッと目が覚めた。

自分が言い散らかした言葉の数々を思い出して、頭からサーッと熱が引いていく音が聞こえた。

私、今……、告白して、怒鳴って、さらに……。


「ごっ、ごめんなさい!私……、今……」

「無言ちゃん」

「!」


真夜中くんが私に手を伸ばして、とっさに退いた。


「ごめんなさ……っ、私先に帰ります……!」


耐えきれなくなって、私はその場から走って逃げ出した。


どうしよう、どうしよう、どうしよう!


絶対嫌われた……!