深夜0時、キミと待ち合わせ。

……言った。

本人がここにいないと分かっていても、ドキドキが止まらない。

こんなにも息苦しくなってしまうなら、真夜中くんに気持ちを打ち明けたら、私どうなっちゃうんだろう。


「……分かった。大丈夫、諦めるから」

「あの……」

「あ」

「え?」


鈴木くんが、私の背後を指さす。

少し気まずそうに、口の端を引きつらせて。


指の先をたどって、首を回す。


すぐ後ろに、真夜中くんがいた。