深夜0時、キミと待ち合わせ。

温かい……。

今、何が起こってるの?


真夜中くんが私に手を伸ばして、頬に触れて、……見つめている。


心なしか、少し顔も近づいているような……。

これって……――


『お客様のお呼び出しを申し上げます。先ほどレジで会計なさいましたお客様で、お忘れ物が』


「――!!」


時が止まったような空気を壊したのは、店内放送。

私たちは、弾かれるように離れた。


「……」

「……」


私の顔は絶対真っ赤で。


おかしい。
ありえない。

真夜中くんの顔までも、真っ赤に染まっているなんて。