真夜中くんが寝始めて、約2時間。
い、痛い……。
なるべく動かないようにと、ずっと同じ体勢でいたせいで、体が痛くなってきた。
しかも、真夜中くんの頭が乗った肩が、ずっと痺れている。
夜の図書館との違いが、もうひとつ。
それは、彼が起きているか寝ているか。
意識がない人が重いと聞いたことはあったけれど、それを体で実感。
でも、我慢。
そうじゃなきゃ、一緒にいられない。
頑張って本を読むふりをするけれど、手がプルプルしてきた。
我慢、我慢、我慢……。
なんだか、肩までふるふる震えてきたような……。
「……ぷっ」
笑い声が聞こえて、思考がピタッと停止した。



