深夜0時、キミと待ち合わせ。

「変わってないんだな」

「え?なに?」

「別に」


ポツリと落としたその言葉は、上手く聞こえなくて。

けれど、何だか少し胸が騒いだ。


「あれ、ののかまだ戻ってこねーの?」


佐伯くんが席に戻ってきて、無人の隣の席を見て呆れ顔で笑った。


「お、レイジ起きたじゃん」

「眠い」

「自由か」

「お待たせーっ。あっ、のののオムライス来てたーっ」


真夜中くんと佐伯くんの会話を遮るように、柿崎さんも戻ってきた。

心なしか、肌が綺麗になっているような気が。


途端に、自分の肌まで気になってくる。

朝、柿崎さんにメイクしてもらった時より、崩れてたりしないかな……。