深夜0時、キミと待ち合わせ。

安堵したと同時に、ドッと汗が吹き出る。

別に、悪いことをしているわけじゃないのに、変な罪悪感。

すっかり“真夜中くん”に慣れてしまっていたから。

寝ている真夜中くん相手に名前を呼んだだけでこうなんだから、起きてる時なんて絶対に言えない。


もし真夜中くんに私の名前を呼ばれたりしたら……、ドキドキしすぎて倒れるかも……。

今のところ、そんな予定はないけれど。


「あれ?あのふたり帰った?」

「どうして帰るの……。トイレに行ってるだけだよ」

「えー。なんだ」


と、気を落としながら頭を掻いて、


「俺、無言ちゃんとふたりきりのほうがいいなー」


めんどくさそうに呟いた。