深夜0時、キミと待ち合わせ。

瞬間、バチッと真夜中くんの目が開いて、


「!!」


私は思わず椅子から落ちそうになった。


び、びっくりした……!

もしかして、聞こえてた?


真夜中くんと目が合ったまま、そらすことが出来ない。

きっと、顔は真っ赤。
熱い。


「無言ちゃん」

「は、い……」


ごくんと空気を飲み込んでしまい、胸が苦しい。


「ごめん、俺寝てた?」

「う、うん……、注文が終わってから、ガクッと……」

「記憶ないや。ふぁあ……」


のんきにあくびをする姿を見て、思う。

聞こえてたわけじゃ……ない?